ウィキッド 2007/7/7 東京・汐留 劇団四季 海 劇場

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昨日、7月7日の七夕に、ウィキッドを観てきました。
楽しみしていた初ウィキッドです。

良い魔女、悪い魔女に別れてしまった二人の恋や友情を中心とした物語。

暗転が少なく、次から次へとストーリが展開して行くので目が離せません。
前もってプログラムやHPでストーリを把握して観覧するとよいと思います。
(私はストーリーの展開が速く、前もってプログラムのStoryを読んでいて正解だったと思いました。)

舞台は、大小さまざまな歯車が配され、客席側か見ると巨大な時計の中を眺めている感じです。
今回は、2階席の最前列で鑑賞したので、舞台上部にある巨大なドラゴンが目の前で、ストーリーの要所でキコキコを動き出し、舞台のいたるところが魔法をかけられているようでした。

衣装も素晴らしかったです。
ユニークな衣装が数々あり、ストーリーの流れに沿って、それぞれの衣装が変化して行きます。
舞台、衣装ともにエメラルドグリーンのシーンが、とても綺麗でした。
また、エルファバ(悪い魔女)が大人になるにつれ衣装が変わり、大人の女性へ成長していく姿も素敵でした。

俳優人も、最高でした。
とくに、エルファバ役の濱田めぐみさん。アイーダの時の歌唱力を髣髴させる、もしくはそれ以上の感情のこもった歌には、鳥肌ものでした。第一幕の最後のシーンはとくに感動です。

舞台、衣装、俳優全てが素晴らしいミュージカルです。
オズの魔法使いの話をまったく知らない私でも、スゥーっと物語にのめり込んでしまう。
終了後、1階席、2階席でスタンディングオーベーションで拍手喝采。
他のお客さんが帰っていく中、私たちのすぐ後ろに座っていたお客さんは、ずっと席に座り、胸に手を当て目をつぶり、余韻に浸っていました。
涙と笑い、そして感動もある、子供から大人まで楽しめる何度でも観たくなるミュージカルだと思います。

次回は、9月に1階席で鑑賞予定。
また、何か新しい発見ができるのを今から楽しみです。

本日(2007年7月7日)の出演者
グリンダ:沼尾みゆき
エルファバ:濱田めぐみ
ネッサローズ:小粥真由美
マダム・モリブル:森 以鶴美
フィエロ:李 涛
ボック:金田暢彦
ディラモンド教授:武見龍磨
オズの魔法使い:松下武史

男性アンサンブル
三宅 克典 / 脇坂 真人 / 品川 芳晃 / 白倉 一成 / 西野 誠 / 清川 晶 / 上川 一哉 / 成田 蔵人 / 永野 亮彦

女性アンサンブル
あべ ゆき / 石野 寛子 / 今井 美穂 / 宇垣 あかね / 遠藤 珠生 / 有美 メシェール / 長島 祥 / 間尾 茜 / レベッカ ヤニック

コンダクター
井上 博文

ウィキッドが公演されている海劇場があるカレッタ汐留では、2007年4月

27日(金)?8月31日(金)まで、カレッタ エメラルド ファンタジーが開催されています。

約10万球のエメラルドカラーのLEDなどで表現する不思議なマジックシーン。

毎日18:30から22:00までの間、30分おきに展開される約8分間の“エメラルド マジック”では、曲にあわせて、シャボン玉が出てきたりイルミネーションが様々に変化し、とても幻想的な雰囲気を味わえます。

亀の甲羅の上から見るのがベストだと思います。
また、場内の小道を歩くのも綺麗で良い思います。

今回は、夜公演だったので、公演後に、劇場と同じカレッタの3階に入っている、The Seasonerで夕食をとりました。
ここは、マンマ・ミーア公演時から夕食でよく利用してお店です。

今回は、
シャンパンとビールを1杯ずつ。
そして白ワインをボトルで1本。
前菜に、有機野菜のバーニャカウダとズワイカニとアヴォカドの生春巻き 和風スイートソース
パスタで、渡り蟹のトマトクリームソース リングイネ
メインに、黄粉豚のグリル
そしてサイドメニューでパン(おかわり自由)
を注文。
二人で13,000円ぐらいでした。
ちなみにウィキッドのチケットを見せると、ウィキッドコースを3,500円で提供、もしくは10%Offのどちらかのサービスが受けられるようです。

いつものように、オープンテラス席で美味しくいただきました。
私はこのお店だとオープンテラスで食べるのが好きなのですが、ほとんどのお客さんはお店の中で食べていました。
この日もオープンテラスで食べていたのは、私たちともう一組のカップルだけでした。
開放感があっていいと思うのに…